1993年4月に、前回あげた”泣きたい夜もある『僕だけの女神』”TBS系
そして、6月14日と21日の2週で『伊豆の踊子』(テレビ東京)が放送されています。
これは、その後のビデオの宣伝↓にあるように、
日本名作シリーズの中の一作として、作られたもの。
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第一巻は『雁』で田中裕子主演。他も、名だたる俳優さんの共演作。
そのビデオのシリーズの真ん中、一番の大きな写真が拓哉の『伊豆の踊子』というのを見ても
拓哉への注目の高さが判る。
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この中央のシーンは、拓哉演じる川崎が、踊り子に、本を読んで聞かせているところ。
私的には、『伊豆の踊子』といえば思い出すのは、百恵ちゃんの映画。
で、百恵ちゃんの映画は、山口百恵初主演映画だったように、踊り子の薫役が主演って感時だったし
百恵ちゃんの前も、内藤洋子の・・・とか、吉永小百合の・・・とか、言われてるように思う。
この93年のドラマは、拓哉の名前が先
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薫では無く、学生川崎を中心に話が回ってる気がする。
原作の本が、川崎の語りなんだから、そうなんだろうけど、ナレーションというか、語りも、拓哉。
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写真のような学生帽と、着物・袴にマントを来た旅行スタイルで、の伊豆の山道を歩く姿
そして、深く優しい拓哉の声ではじまるの。
一高生 川崎は、拓哉20歳。
踊り子の薫は、早勢美里さん。
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記事の中で、拓哉は、「可愛いよ。妹みたい。紗英と同い年なんだね。高校一年。」
って話してるけど、紗英ちゃんよりずっと幼い感じ。
だから、純粋な踊り子の役が似合うのかも知れないけど。
このドラマ『伊豆の踊子』は原作にほんと忠実なんだろうな。
この時代って、学生と旅芸人達への扱いとってもちがって、それが当たり前なんだよね。
言葉遣いも、そう。
拓哉が、川崎を演じるに当たって一番苦労したのは、そのあたりなんじゃ無いかと思う。
今では絶対にしない話し方だもの。
でも、ドラマの中、拓哉は自然にあの時代に溶け込んでるなぁって感じる。
ドラマの中で、川崎は2種類の帽子をかぶっている。
登場からしばらくは、学生帽。
この学生帽の威力ってすごい。
当時は、大学の数も人数も少なく、将来世の中を背負う大切な人って感じかな。
旅先で出会う人達が、「だんなさま」って呼び掛けをするんだものね。
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川崎の学生帽の姿。校章で、一高(現東大生)と判る。
表情も凛々しいよね。
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雨が上がるとマントを外して手に持っている。
途中で出会った旅芸人たち(↑の後ろの一行)と、一緒に異動していく中で、
自分もその中に紛れてもいいように他の帽子を買ってかぶってる。
この帽子姿、優しげでいいね。
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そして、この帽子は、ドラマの最後で一行と別れるときに、親しくなった栄吉さん(柳沢さん)に。
はい、二つは同じ帽子です。
学生に、現実に戻るんだね。
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『伊豆の踊子』現場レポの中で、この撮影時期の拓哉のスケジュールについての文章2つ。
↓
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片方には、スマのconcertの合間を縫って、伊豆と大船の撮影所を何度も往復したとある。
concertは、3月から5月にかけての「Spring”93”」ですね。
もう片方には、電撃キッズ(愛ラブSMAP)の撮影後→伊豆、
午前伊豆→午後は東京に戻って、愛ラブの3on3 を3本撮って→伊豆
ドラマの撮影でも、個人の仕事は考慮されないグループ優先のスケジュール。
ほんと、拓哉を育てるマネが欲しいと、ずっと、思ってた。
雑誌の拓哉の言葉に、萩原くんに、8代目は木村君がやるんだ~!!と、言われたという言葉があった。
『伊豆の踊子』ほんと、何度も映画化もされていて、いろんな薫の写真を見たように思う
8代目?だったので調べてみた。
最初は、戦前。 1933年(昭和8年)主演:田中絹代、大日方傳、か
1954年(昭和29年)松竹 監督:野村芳太郎。
出演:美空ひばり、石濱朗・・・。
1960年(昭和35年)松竹 監督:川頭義郎。
出演:鰐淵晴子、津川雅彦・・・・。
1963年(昭和38年)日活 監督:西河克己。
出演:吉永小百合、高橋英樹
1967年(昭和42年)東宝 監督:恩地日出夫。
脚本:恩地日出夫、井手俊郎
出演:内藤洋子、黒沢年男
1974年(昭和49年)東宝 監督:西河克己。脚本:若杉光夫
出演:山口百恵、三浦友和
映画化は、6回。
恩地監督は、内藤洋子さんが薫役の『伊豆の踊子』
脚本も、恩地監督。
拓哉のドラマも、この時の脚本を元にして作られたとあった。
そして、テレビドラマでは・・・。
連続テレビ小説『伊豆の踊り子』(NHK) 1961年(昭和36年)
出演:小林千登勢、山本勝
川端康成名作シリーズ『伊豆の踊り子』(KTV) 1973年(昭和48年)(全2回)
出演:栗田ひろみ、小林芳宏
『伊豆の踊子』(TBS) 1992年(平成4年)2時間1回
出演:小田茜、萩原聖人
萩原さんのは、見たことが無いけれど、すぐ前年だったのですね。
薫役、川崎役とも、その時代の若手俳優代表。
人気と力とがあってこその配役って感時ですよね。
Offショット
ドラマの中に出てくるワンコと・・・
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そして、6月14日と21日の2週で『伊豆の踊子』(テレビ東京)が放送されています。
これは、その後のビデオの宣伝↓にあるように、
日本名作シリーズの中の一作として、作られたもの。

第一巻は『雁』で田中裕子主演。他も、名だたる俳優さんの共演作。
そのビデオのシリーズの真ん中、一番の大きな写真が拓哉の『伊豆の踊子』というのを見ても
拓哉への注目の高さが判る。

この中央のシーンは、拓哉演じる川崎が、踊り子に、本を読んで聞かせているところ。
私的には、『伊豆の踊子』といえば思い出すのは、百恵ちゃんの映画。
で、百恵ちゃんの映画は、山口百恵初主演映画だったように、踊り子の薫役が主演って感時だったし
百恵ちゃんの前も、内藤洋子の・・・とか、吉永小百合の・・・とか、言われてるように思う。
この93年のドラマは、拓哉の名前が先

薫では無く、学生川崎を中心に話が回ってる気がする。
原作の本が、川崎の語りなんだから、そうなんだろうけど、ナレーションというか、語りも、拓哉。


写真のような学生帽と、着物・袴にマントを来た旅行スタイルで、の伊豆の山道を歩く姿
そして、深く優しい拓哉の声ではじまるの。
一高生 川崎は、拓哉20歳。
踊り子の薫は、早勢美里さん。

記事の中で、拓哉は、「可愛いよ。妹みたい。紗英と同い年なんだね。高校一年。」
って話してるけど、紗英ちゃんよりずっと幼い感じ。
だから、純粋な踊り子の役が似合うのかも知れないけど。
このドラマ『伊豆の踊子』は原作にほんと忠実なんだろうな。
この時代って、学生と旅芸人達への扱いとってもちがって、それが当たり前なんだよね。
言葉遣いも、そう。
拓哉が、川崎を演じるに当たって一番苦労したのは、そのあたりなんじゃ無いかと思う。
今では絶対にしない話し方だもの。
でも、ドラマの中、拓哉は自然にあの時代に溶け込んでるなぁって感じる。
ドラマの中で、川崎は2種類の帽子をかぶっている。
登場からしばらくは、学生帽。
この学生帽の威力ってすごい。
当時は、大学の数も人数も少なく、将来世の中を背負う大切な人って感じかな。
旅先で出会う人達が、「だんなさま」って呼び掛けをするんだものね。

川崎の学生帽の姿。校章で、一高(現東大生)と判る。
表情も凛々しいよね。

雨が上がるとマントを外して手に持っている。
途中で出会った旅芸人たち(↑の後ろの一行)と、一緒に異動していく中で、
自分もその中に紛れてもいいように他の帽子を買ってかぶってる。
この帽子姿、優しげでいいね。

そして、この帽子は、ドラマの最後で一行と別れるときに、親しくなった栄吉さん(柳沢さん)に。
はい、二つは同じ帽子です。
学生に、現実に戻るんだね。

『伊豆の踊子』現場レポの中で、この撮影時期の拓哉のスケジュールについての文章2つ。
↓


片方には、スマのconcertの合間を縫って、伊豆と大船の撮影所を何度も往復したとある。
concertは、3月から5月にかけての「Spring”93”」ですね。
もう片方には、電撃キッズ(愛ラブSMAP)の撮影後→伊豆、
午前伊豆→午後は東京に戻って、愛ラブの3on3 を3本撮って→伊豆
ドラマの撮影でも、個人の仕事は考慮されないグループ優先のスケジュール。
ほんと、拓哉を育てるマネが欲しいと、ずっと、思ってた。
雑誌の拓哉の言葉に、萩原くんに、8代目は木村君がやるんだ~!!と、言われたという言葉があった。
『伊豆の踊子』ほんと、何度も映画化もされていて、いろんな薫の写真を見たように思う
8代目?だったので調べてみた。
最初は、戦前。 1933年(昭和8年)主演:田中絹代、大日方傳、か
1954年(昭和29年)松竹 監督:野村芳太郎。
出演:美空ひばり、石濱朗・・・。
1960年(昭和35年)松竹 監督:川頭義郎。
出演:鰐淵晴子、津川雅彦・・・・。
1963年(昭和38年)日活 監督:西河克己。
出演:吉永小百合、高橋英樹
1967年(昭和42年)東宝 監督:恩地日出夫。
脚本:恩地日出夫、井手俊郎
出演:内藤洋子、黒沢年男
1974年(昭和49年)東宝 監督:西河克己。脚本:若杉光夫
出演:山口百恵、三浦友和
映画化は、6回。
恩地監督は、内藤洋子さんが薫役の『伊豆の踊子』
脚本も、恩地監督。
拓哉のドラマも、この時の脚本を元にして作られたとあった。
そして、テレビドラマでは・・・。
連続テレビ小説『伊豆の踊り子』(NHK) 1961年(昭和36年)
出演:小林千登勢、山本勝
川端康成名作シリーズ『伊豆の踊り子』(KTV) 1973年(昭和48年)(全2回)
出演:栗田ひろみ、小林芳宏
『伊豆の踊子』(TBS) 1992年(平成4年)2時間1回
出演:小田茜、萩原聖人
萩原さんのは、見たことが無いけれど、すぐ前年だったのですね。
薫役、川崎役とも、その時代の若手俳優代表。
人気と力とがあってこその配役って感時ですよね。
Offショット
ドラマの中に出てくるワンコと・・・
